MR認定センターは23日、MR認定制度の運用基準となるMR認定要綱とMR認定要綱細則をまとめ、公布した。初めて策定した今回の要綱では、MRの定義、資質、倫理観のほか、同センターや企業、実施機関、MRのそれぞれの責務などを明確化した。また、導入・継続教育についても定義づけを行い、カリキュラムを変更した。来年4月1日から施行となる。
これまで同センターは、日本製薬工業協会によるMRの教育研修要綱に基づいて認定制度を運用してきたが、来年4月の制度改定に伴い、MR認定要綱と細則を策定した。また、責務については、企業に関するものしか明記されていなかったため、要綱では同センターをはじめ、MR個人の責務や定義を明確化した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。