中外製薬とパーソナルヘルスレコード(PHR)のサービスを提供するウェルビーは、癌患者向けにPHRサービスを用いて免疫チェックポイント阻害薬「テセントリク」を適正使用する患者支援プログラムを開始した。乳癌患者を対象にセルフチェック機能や疾患に関する情報コンテンツの提供を通じて支援する。今後は、肺癌、肝癌患者へのサービス拡大も目指す。
中外が利用するのは、ウェルビーが2月に提供を開始した癌患者支援PHRサービス「ウェルビーマイカルテONC」。同剤による治療を受けている患者は、注意が必要な免疫関連有害事象(irAE)に関連する症状の有無や頻度、生活への影響などをセルフチェック機能を用いてモニタリングできる。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。