
ペプチドリームや富士通など5社は12日、新型コロナウイルス感染症治療薬開発を目的とした合弁会社「ペプチエイド」を設立した。ペプチドリームから新型コロナウイルスに効果が見込まれる化合物の譲渡を受け、最短で来秋の臨床開発入りを目指す。新社長に就任した舛屋圭一氏(ペプチドリーム副社長)は、同日に開催した記者会見で、「新型コロナウイルス感染症治療薬を迅速に日本発で開発し、世界中の医療現場に届けたい」と語った。
ペプチエイドは資本金5億9900万円で、ペプチドリームが25.0%、富士通が25.0%、みずほキャピタルが24.9%、竹中工務店が16.7%、キシダ化学が8.3%を出資する。本社機能は、神奈川県川崎市にあるペプチドリーム本社内に置く予定。
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