◆ウェザーニューズが発表した「花粉飛散傾向」によると、来年の花粉飛散量はエリアによってややバラつきがあるものの、概ね平年より少なくなる予想が示された。全国平均では平年の80%程度となっている
◆前年の夏に十分な日照があり気温が上がるほど、スギ花粉、ヒノキ花粉の発生源となる雄花の生育は活発になる傾向にある。今夏の場合、気温は全国的に高かったものの、日照時間は平年並みから少ない水準で、雄花の生長にはやや不向きな夏だったとされる
◆ただ、今年は飛散量が少なかったため、これと比べた場合は東北から九州のほぼ全域で飛散量が増えるとの予想である。全国平均では今年の2倍近くの飛散量が予想され、3倍近くになる地域もあるという
◆例年比を取るのか、前年比を取るのかという見方はあるが、花粉症当事者からすれば、少しでも飛散量が少ないことを願うばかりだ。コロナ禍でマスク着用が日常にはなったが、さらに万全の対策を心がけたい。同時に、今後の花粉飛散傾向を注視していきたい。
来年の花粉飛散量は
2020年11月18日 (水)
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