インテージヘルスケアは、全国のOTC医薬品販売動向調査データをもとにした2020年9月度の「市販薬(OTC)市場トレンド」を発表した。9月の販売金額は849億円で、消費税増税前の駆け込み需要があった昨年9月と比べて19.8%減の大幅なマイナスとなった。また、多くの薬効が前年同月比マイナスとなる中、殺菌消毒剤、うがい薬、禁煙補助剤はプラスとなった。
調査は、同社の全国一般用医薬品パネル調査に基づくもの。OTC医薬品を販売しているドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター、ディスカウントストアを対象に、POSデータをオンラインで集めた。調査店舗は3245店舗。対象カテゴリーは医薬品と指定医薬部外品とし、各店舗でのバーコード別の販売年月日、販売個数・金額などを調べた。
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