アストラゼネカ研究開発本部サイエンス&データアナリティクス統括部長兼パンデミックワクチンプロジェクト日本リードの田中倫夫氏は11月27日、全世界で開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチン候補「AZD1222」の国内導入に言及。「安全保障の観点から国内製造にこだわっている」と述べ、承認取得後の日本人への接種に当たっては「安全に使用できる体制を作ることが最も大事」との考えを示した。
同ワクチンをめぐっては今月、英国とブラジルでの第III相試験の中間解析で、平均70%の予防効果が示される好結果が得られており、国内では第I/II相試験を256例で実施中だ。
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