富士フイルムは7日、バイオ医薬品の大型製造拠点を米国に新設すると発表した。2000億円以上を投じ、バイオ医薬品製造開発受託(CDMO)子会社「富士フイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ」(FDB)の拠点として2025年春の稼働開始を目指す。また、FDBに約40億円の設備投資を行い、遺伝子治療薬のプロセス開発・原薬製造拠点も米ボストンエリアに新設する。
同社は、バイオ医薬品の生産能力増強や高効率・高生産技術の開発投資を積極的に行っており、バイオ医薬品のCDMO事業拡大を進めている。これまで掲げていた目標から1年前倒して24年度に売上高2000億円、25年度以降は年率20%の成長率で事業拡大を目指す。
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