米ブリストルマイヤーズスクイブ(BMS)は26日、京都大学に総額55億円を寄付すると発表した。ノーベル賞受賞者である本庶佑特別教授が進める癌免疫療法研究の支援が目的で、今回の寄付金は「がん免疫総合研究センター」の本部棟を建設する資金に充てられる。単一の寄付としては同社史上最大の金額となり、日本法人のブリストル・マイヤーズスクイブが資金を搬出する。
同センターは、昨年4月に同大大学院医学研究科の附属教育研究施設として設置された癌免疫療法の研究を専門とする日本初の研究機関。本庶氏がセンター長を務め、次世代の癌治療に向け、癌免疫療法の科学的な発展に取り組む国内外の研究者が結集するハブとして機能している。
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