フマキラーの大下一明社長は、動画配信方式で開催した2021年度政策共有会で、21年3月期の業績に言及。国内外共に業績を伸ばし、連結ベースでは2期連続の増収、営業利益も第2四半期としては過去最高となったことを明らかにした。特に家庭用品が除菌関連製品の需要が急増し、前年比451%という大幅な伸びを見せた。
大下氏は、昨年を振り返り、「世界中の人々の命が大きな危機に見舞われた1年となった。その中で、除菌関連製品の増産体制をいち早く構築し、新型コロナウイルスへの当社製品の効果を業界に先駆けて実証するなど、安心・安全を届けるために全力で取り組んできた」と強調した。
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