医療者の負担軽減につながる病院薬剤師の取り組みを評価した2020年度診療報酬改定の影響を検証した報告書が、24日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。病棟薬剤業務実施加算の算定に必要な常勤薬剤師の配置要件緩和や同加算の評価を充実した結果、薬剤部門の人員配置を見直した施設が6割を占めたほか、改定前に比べて処方提案などの件数が増加したことが分かった。
20年度改定では、医療者の負担軽減に貢献する取り組みを評価するため、病棟薬剤業務実施加算等の算定に必要な常勤薬剤師の配置要件を緩和。また、同加算1を100点から120点に引き上げるなど、より評価を充実させた。
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