
乾氏
大阪府薬剤師会は3月27日、大阪市内の同会館で臨時総会と通常代議員会を開催し、2021年度事業計画、予算案を承認した。事業計画は、かかりつけ薬剤師・薬局の定着と活用のほか、質的向上による医薬分業の完成などが柱。医薬品医療機器等法改正に伴う地域連携薬局・専門医療機関連携薬局の推進や、服薬状況等の継続的なフォローアップへの対応などを追加した。
乾英夫会長はあいさつで、昨年12月末から新型コロナウイルス感染疑いのある患者の院外処方箋発行時に、処方箋の備考欄に患者状況や連絡先電話番号などの記載について、府医師会に協力を依頼している件に言及。「現在、処方箋の受付状況の調査を実施している。情報の共有化を図ることで、感染防止など安全対策に取り組みたい」との意向を示した。
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