第一三共が新中計
第一三共は5日、2030年までのビジョンとその達成に向けた21~25年までの第5期中期経営計画を発表した。抗癌剤「エンハーツ」など三つの抗体薬物複合体(ADC)最大化の実現などにより、最終年度となる25年度には売上高1兆6000億円、そのうち癌領域では6000億円以上を目指す目標を打ち出した。研究開発費控除前の営業利益率は40%を設定した。
同社は30年に向け、「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」を新ビジョンに掲げた。革新的医薬品の創出やSDGsへの取り組みなど期待される社会課題の解決に向け、強みとするサイエンス&テクノロジーに基づき、イノベーティブなソリューション提供に挑戦し続けることで、30年には癌領域でグローバルトップ10を実現する企業像を打ち出した。
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