
ノボノルディスクファーマのオーレ・ムルスコウ・ベック社長は12日、都内で記者会見し、GLP-1製剤「ビクトーザ」やヒト成長ホルモン製剤「ノルディトロピン」などの成長によって、2020年の国内売上高が過去最高を達成したことを明らかにした。糖尿病領域の市場については、「GLP-1製剤に移行してきている」との見方を示し、経口GLP-1製剤「リベルサス」の展開などによって、引き続き糖尿病領域でのシェア拡大を図る考えだ。
同社の20年売上高は、前年比10.4%増の978億円と二桁の伸びを示した。国内医療用医薬品市場が縮小する中で、中核事業である糖尿病とバイオファーマの両領域の成長が寄与した格好だ。
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