池田模範堂は、ハウスダストなどによるかゆみ治療薬「ムヒダストメル」を全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで新発売した。
ムヒダストメルは、かゆみ止め成分「ジフェンヒドラミン」に加え、ハウスダストによるかゆみに着目した新訴求の商品。
かゆみの連鎖のもととなる炎症原因物質の放出を抑える消炎成分「ユーカリ油」を配合し、ハウスダストによるかゆみの広がりを抑え、素早く止める。希望小売価格は、税込み1045円。
同社調査によると、ハウスダストによる皮膚のかゆみは3人に1人が経験しており、23%の人が市販の塗り薬を使用しているものの、満足度は9%にとどまっていた。同社は、ハウスダストによるかゆみに適切に対処できる商品が市場に存在しないことが原因として、ムヒダストメルで新たな市場開拓を図る。
また同社は、ムヒの飲むかゆみ・はれ治療薬「ムヒAZ錠」から大容量タイプ「ムヒAZ錠24錠」の発売を開始した。
ムヒAZ錠は、2015年に12錠剤入りとして、様々なかゆみで悩んでいる人向けに、「飲んで効くかゆみ止め」をコンセプトに発売。1日1錠で12時間効果が持続する。
発売から5年で売上が約2.1倍になり、市場を牽引してきた。今回、大容量の24錠を発売することで、ムヒAZ錠のブランドとしての活性化と成長を図る。