日本OTC医薬品協会の新会長に就任した上原明氏（大正製薬ホールディングス社長）は21日、オンライン上で記者会見し、「医療費の効率的・効果的使用が重要な課題になりつつある」として、「保険頼みでは財源的に限界があることが今の時代が抱える問題点。セルフメディケーションを強固に推し進めるために、協会としても支援活動をさらに進めたい」と意気込みを示した。
上原氏は、セルフメディケーション税制の延長や対象製品の拡大、厚生労働省内のセルフケア・セルフメディケーション推進室の新設など、これまでのOTC医薬品に関わる動向について、「今後の業界の発展に寄与する礎を築いていただいたものだと思っている」と評価した。
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