茨木市薬剤師会は、新型コロナウイルス感染症ワクチン集団接種会場への薬剤師出務シフトの作成などにネクスウェイ構築のシステムを活用し、煩雑な業務を簡略化することに成功した。茨木市薬の依頼により作成されたものだが、他の薬剤師会も無料で利用できるという。茨木市薬副会長の松浦正佳氏は「困っている薬剤師会があれば、ぜひ使ってほしい」と呼びかけている。
システムの名称は「ワクチン出務協力スケジュール調整サービス」。グーグルフォームやグーグルスプレッドシートの機能を使って様々な調整や連絡を行うもので、グーグルアカウントとインターネットに接続できる環境があれば利用可能。各地の薬剤師会が、集団接種会場に出向く薬剤師を調整するシフト作成作業や、出務希望者への連絡など、煩雑な業務を簡略化できる。

出務希望者が必要事項を入力するグーグルフォームの画面
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