日本医薬品卸売業連合会は5月27日、総会において、卸業界で最優先事項とされているコンプライアンス強化に関して、法令等の遵守、公正かつ自由な競争の確保、不正行為の撲滅など11項目からなる宣言を書面で決議した。また、役員改選では、鈴木賢氏(バイタルネット会長)を会長に選出した。
鈴木氏は、就任に当たって、「コンプライアンス宣言」を踏まえた対応に努めると共に、「過去からの取り組みの継承」「現下の諸課題への適切な対応」「将来に向けた道筋の提示」の三つに取り組み、業界全体の変革(IX:インダストリアル・トランスフォーメーション)を推進することを責務と位置づけ、コンプライアンスの徹底・強化、医薬品流通のサステナビリティの維持・強化と、新たな社会的価値創出が医薬品卸に課せられた使命とするコメントを発表した。
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