島津製作所は7日、世界初となる窒素ガス環境で除電効果のある卓上コロナ放電式イオナイザ「STABLO-AP-N2」を発売した。従来のイオナイザでは使用できなかった窒素ガスを用いて、計量時の静電気の影響を防ぎ、信頼性の高い計量を実現させている。
同製品は、コロナ放電式イオナイザで窒素ガス環境下での除電を実現しており、作業者の被ばく、サンプルの劣化などの恐れがある放射線式より、安全性や使い勝手さが優れている。また、同社製の分析天びん「AP W-ADシリーズ」「APシリーズ」に内蔵もしくは単体(専用スタンドで立てた状態)、ハンディという3種類の利用が可能となっている。
さらに、従来、窒素ガス環境で使用されている放射線式イオナイザは、装置本体および放電針やランプといった消耗品が高価で、消耗品は高頻度で交換する必要があった。同製品は、装置価格が3分の1から4分の1かつ、ランニングコストの両面で経済的となっている。
希望販売価格は16万5000円。目標販売数量は、発売後1年間で国内外合わせて175台。

















