日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の池野隆光会長(ウエルシアホールディングス)は17日の定例会見で、環境保護の観点からドラッグストアで販売する飲料のペットボトルを回収して再利用する取り組みを、業界全体で検討していく方針を打ち出した。池野氏は「JACDS会員企業だけでも、とてつもない数量のペットボトルが廃棄されているのは間違いない。メーカーと共同で回収作業ができるか、協会として検討していきたい」と語った。
JACDSの環境保護に関する取り組みとしては、レジ袋削減を重点施策として打ち出しており、政府がレジ袋有料化を全ての小売店に義務づける以前から、有料化をスタートさせる会員企業も見られた。今回、さらにペットボトルの回収にも協会として取り組むべきとの考えを示した。
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