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富士フイルム、東亜薬品、日東メディックの3社は、長時間のパソコン作業やデスクワークの機会が多い人の健康をサポートするマルチサプリメント「オキシバリアi(アイ)」「オキシバリアiEX」の2種類を共同で開発。オキシバリアiは眼科医院や関連薬局への販売ルートに強みを持つ点眼薬メーカーの日東メディックから、またオキシバリアiEXは配置薬の販売ルートに強みを持つ東亜薬品から、それぞれ18日に発売した。
オキシバリアiの主要成分には、最近注目されている健康成分のカロテノイド「ルテイン」と「アスタキサンチン」を配合。ルテインは、ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれており、欧米ではアントシアニンを豊富に含むブルーベリーよりも盛んに研究が行われており、様々な研究成果が報告されている。
アスタキサンチンは、海に生息するヘマトコッカスなどの藻類から抽出され、富士フイルムの研究によると、コエンザイムQ10の1000倍以上もの健康パワーを持つ。
このほかにもビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、亜鉛、銅など、働きが持続するようネットワークで助け合う有用成分をバランスよく配合し、健康ですっきりクリアな生活を送りたい人をサポートする。
今回はルテイン8mg、アスタキサンチン0・5mgに加え、ビタミン・ミネラルをバランスよく配合したオキシバリアiと、ルテイン15mg、アスタキサンチン1・0mg、ビタミン・ミネラルも高配合し、パワーをよりアップさせたオキシバリアiEXの2種類を開発した。
オキシバリアiは、富士フイルム、東亜薬品、日東メディックがそれぞれの市場分野で培ってきた技術力と知見を生かして開発、設計した。富士フイルムは、写真分野で培った活性酸素制御技術の研究を背景に、ルテインやアスタキサンチンなどの成分の機能性に関する研究を行った。
日東メディックは点眼薬メーカーとして、医師や薬剤師を通じて蓄積した市場の健康ニーズを処方に生かすことを担う。東亜薬品は、製薬企業としての技術力を駆使し、配合設計だけでなく、分析、製造、品質保証を担う。
また、東亜薬品と日東メディックは、それぞれが保有する販売ルートでの強みを生かして、消費者に新製品の価値をより分かりやすく伝えていく。
製品名は、富士フイルムが様々なダメージから健康を守るサプリメントとして、昨年10月から販売しているマルチサプリメント「オキシバリア」のブランドを使い、オキシバリアiとネーミングした。
価格(税抜き)はオキシバリアiが30粒入りで2800円、オキシバリアiEXは60粒入りで4800円。