厚生労働省の医薬品等行政評価・監視委員会は28日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの副反応疑い報告のあり方について議論した。死亡事例や有害事象との因果関係について、ほとんどが評価不能と判断されていることを疑問視する声や、報告形式が現況に対応していないなど厳しい指摘が相次いだ。
この日の委員会では、厚労省から今月13日時点のワクチン接種後の医療機関からの副反応疑い報告状況について説明があった。米ファイザー製品は2324万5041回、米モデルナ製品は44万0278回接種され、このうち副反応疑い報告件数はそれぞれ1万3671件と79件だった。また、アナフィラキシーはそれぞれ1462件、4件となった。
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