TOP > 無季言 ∨ 

AIと協業できる職能獲得を

2021年07月02日 (金)

◆人工知能(AI)やロボットの薬剤師業務への活用が広がりつつある。業務の効率化や質の向上に役立つと歓迎する声がある一方、活用がさらに進めば、薬剤師の仕事が奪われてしまうのではないかと懸念する声も聞く
◆医師の領域でも、画像診断を支援するAIの開発が進んでいるが、AIはあくまでも補助的な存在で、最終的な判断や責任は医師が担うという流れができつつある。今後、AIが浸透しても、医師の存在意義は揺るぎにくい
◆薬剤師については、AIやロボットとの関係性が医師ほど確立していないように思える。最終的な責任は薬剤師が負うとはいえ、ロボットなどの活用で業務が効率化されれば、業務に必要とされる薬剤師数の減少は避けられないだろう
◆いずれにしても、AIやロボットを活用しない手はない。それが自分の首を絞めることにならないように、日々の業務をどのようにシフトチェンジしていくのか。「薬剤師の職能とは一体何なのか」という原点に立ち返り、考え続けることが求められている。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術