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東京都薬用植物園

2021年06月30日 (水)

◆薬務行政の一環として1946年に設立され、薬用植物の収集・栽培のほか試験研究機関としての機能も持つ東京都薬用植物園(小平市)。昨年はコロナ禍の影響で休園が多く、薬草教室などの講座も中止や延期が相次いだ
◆総面積3万1398m2の園内の多くは無料で一般公開され、四季を通じ色とりどりの花を撮影するため訪れる人も多く、年間10万人ほどが訪れていたが、昨年の来園者数は約半数。今年も臨時休園が多かったが、緊急事態宣言の解除に伴い22日から開園となった
◆同園では、貴重な遺伝子資源として国内外の植物園から様々な植物の種子を導入し、試験検査に役立てている。世界中の薬用植物や有毒植物等が園内で栽培されているが、この中に数多くの絶滅危惧植物があるのは意外と知られていない
◆豊かな植物に恵まれていた日本も、現在では野生植物の約30%、約2000種類に絶滅の恐れがあるという。要因は森林伐採、里山荒廃など様々あるが、改めて自然環境を考えながら園内散策をしてみてはどうだろう。



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