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薬を受け取るための利便性も考慮することが重要

2021年06月28日 (月)

◆医療機関を受診後、処方箋を持って薬局に立ち寄り、服薬指導を受け、調剤された薬剤を受け取るという医薬分業の一連の流れは定着しているが、それが“かかりつけ薬局”かどうかは別の話
◆8月に始まる「地域連携薬局」などの薬局認定制度について、7月中旬から認定申請を受け付ける自治体もあり、8月1日にも認定される薬局が出てくる可能性がある。認定された薬局は、各自治体のホームページの薬局機能情報提供の項目に記載されると共に、「連携薬局」であることを標榜できる
◆ただ、要件を満たした薬局が認定されたとしても、もちろん、そこで終わりではない。現状では、薬局認定制度すら知らない患者が大半だろう。患者がこれら薬局をうまく活用できるよう薬局機能の周知にも努めていくことが必要になる
◆患者が自ら、かかりつけ薬局を選ぶポイントになるのは、地域連携薬局の認定要件の一つ「安定的に薬剤等を提供する体制」かもしれない。患者が薬を受け取るための利便性も考慮していくべきである。



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