Meiji Seika ファルマの小林大吉郎社長は7日、都内で記者会見し、ジェネリック事業に言及。小林化工による睡眠薬混入事件やデータ改ざんの問題を「非常に大きかった」と指摘。「われわれが被った打撃以上に、後発品業界に長期に甚大な影響がある」との認識を示した。その上で、共同開発品の承認審査を厳格化する厚生労働省の方針について、「それでいいのか」と疑問を投げかけつつ、「われわれは量的な拡大とコスト減、高品質を実現できる」と自信を示した。
同社のジェネリック事業の昨年度売上高は、小林化工問題や受診抑制などが響き、前年比10.8%減の436億円となった。また、小林化工問題の余波として、安定性試験データの改ざんが行われた資料をもとに共同開発品目の承認申請を行っていたとして、厚労省から業務改善命令を受けた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。