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かかりつけ薬局の使命

2006年08月02日 (水)

◆世界中の子供たちにとって、今や受難の時代だ。冷戦時代から世界の火薬庫と呼ばれていた中東では、イラク戦争が一応終結したと思ったら、今度はイスラエルとレバノンの紛争だ。しかも報道によれば、犠牲になるのはほとんどが民間人であり、子供の犠牲者も相当数に上っている
◆日本ではというと、成長期の幼児が標準体重の半分しかない状態で死亡した。両親の虐待が原因と疑われており、保護責任者遺棄致死で逮捕されるなどの事件が発生している。この父親は無職なのにもかかわらず、自分だけは肥満体なのだから、怒りが増してくる
◆日本の民間人であるわれわれには、中東の子供たちを戦禍から救ったり、飢餓に晒されている子供たちを救う直接的な手立ては乏しい。しかし、身近にいる子どもたちを、無意味な死や虐待から救うことは可能である
◆来局する家族(家庭)の尋常でない状況を見抜き、適切な対応が取れるように橋渡しすること――これも健康や生命に直接携わっている「かかりつけ薬局」にとって、重要な使命の一つではないだろうか。



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