文部科学省は今年度、薬学部を置く全大学を対象に教育の質を調査する「薬学部教育の質保証専門小委員会」を設置する。書面調査を実施した上で、入学者の確保や薬学教育に問題がある大学を対象にヒアリングを行う。入学者数に対して薬剤師国家試験合格率が低い大学薬学部が問題視されており、調査に乗り出すことになった。小委員会からの報告を精査した上で、来年6月をメドに質の保証に関する意見を取りまとめる考え。
文科省検討会が初会合
27日に開かれた「薬学系人材養成のあり方に関する検討会」の初会合で、文科省が小委員会の設置を提案し、了承された。
薬学教育のあり方をめぐっては、厚生労働省の「薬剤師の養成および資質向上等に関する検討会」の取りまとめで、薬剤師の将来的な供給過多、一部大学における学生や教育の質など、現状の課題と方向性を示した。取りまとめ内容を踏まえ、薬学系人材養成のあり方に関する検討会では、薬学教育の質保証に向けた施策、薬学教育モデル・コア・カリキュラムの策定を検討対象として設定した。
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