来年度中の実用化目指す
KMバイオロジクスは21日、新型コロナウイルス感染症に対する不活化ワクチン「KD-414」の国内第I/II相試験で、一定の有効性と安全性が確認できたと発表した。これを受け、同社は年内にも最終段階の試験を開始する予定で、当初予定より1年前倒しの2022年度中の実用化を目指す。
同試験は、20~64歳の健康成人と65歳以上の健康な高齢者計210人を対象に、高用量群、中用量群、低用量群、プラセボ群を設定し、同ワクチンを2回接種した際の安全性と免疫原性を検討したもの。3つの異なる用量の同ワクチンを1回0.5mLずつ2回、27日間隔を置いて筋肉内に接種した。
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