
後藤茂之厚生労働相は5日、就任後初の記者会見で、新型コロナウイルスワクチン・治療薬の実用化などに注力する考えを示した。2022年度薬価改定の方向性については、イノベーションや長期収載品の評価、透明性や予見性の担保といった複数の観点から検討するとした。
新型コロナウイルス感染症対策について、後藤氏は岸田文雄首相から指示があったことに言及し、「ワクチン、治療薬の実用化と確保、検査の拡充等にしっかりと取り組むよう指示された。医療提供体制を充実させるため、健康観察あるいは早期の適切な診療が受けられる体制整備を行う必要がある」との考えを示した。
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