
大正製薬は、「ロキソプロフェンT液」(第1類医薬品)を全国発売した。解熱鎮痛作用に定評のある成分のロキソプロフェンを配合した液体タイプの解熱鎮痛薬となる。
「ロキソプロフェンT液」は、1回1本服用する液体タイプの解熱鎮痛薬で、液体タイプのため、水やぬるま湯と一緒に服用する必要がなく、場所や時間を選ばずに服用できる。また、1回分を切り離せるため、持ち運びにも適している。
2020年3月から、一部のドラッグストアで限定販売していたが、生活者に広く手に取ってもらえるよう全国で発売することとなった。
同社は、解熱鎮痛薬のナロンブランドを1960年から展開し、生活者の痛みに寄り添うブランドとして製品開発を行ってきた。現在、イブプロフェン、エテンザミド、アセトアミノフェンなどを配合した錠剤や顆粒製品を発売している。