佐原健康局長が初会見

佐原康之健康局長
厚生労働省の佐原康之健康局長は19日に専門紙と共同会見し、新型コロナウイルス感染症の第6波到来に備えた経口治療薬の確保などに取り組む考えを示した。ワクチン接種では、接種率が比較的低い若年層や外国人へのアプローチ強化、3回目接種(追加接種)の対象者を早期に示すことなどを課題に挙げた。
佐原氏は、今夏の新型コロナウイルス感染者の急増を踏まえ、第6波到来を見据えた対策の整備が必要と強調。2回のワクチン接種完了、経口治療薬の実用化と確保など、政府が11月に取りまとめ予定の「次の感染拡大に向けた安心確保のための取り組みの全体像」の骨格で示した施策に取り組むとした。
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