2021年7~9月の国内医療用医薬品市場が前年同期比4.2%増の2兆6405億円となったことがIQVIAの調査で分かった。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が本格化し、1年遅れの東京オリンピックが開催される中、第2四半期に続くプラス成長となった。
市場別では、病院市場が6.4%増の1兆2375億円、開業医市場が1.0%減の4969億円、調剤薬局が主である薬局その他市場が4.2%増の9061億円となった。病院市場のプラス成長は第1四半期から3四半期連続となり、薬局その他市場も第2四半期に続きプラス成長が見られた。開業医市場は第2四半期にプラス成長に転じたものの、再びマイナス成長となった。
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