近く調査結果を公表

厚生労働省医政局の安藤公一経済課長は、1日の専門紙との共同会見で、供給不安が問題となっている後発品流通について実態把握を目的とした調査を進めていることを明らかにした。「出荷調整品目が後発品の供給不安が生じた1年前に比べ、代替品となる同一成分を含めて供給量がどう変化しているかを調査している。品目ごとに精査し、実態を把握して正しい情報を伝えたい」と述べた。近く調査結果を明らかにし、関係団体に対応策などを通知で示す方針だ。
9月に経済課長に就任した安藤氏は、「医薬品産業は医療機器、医薬品卸も含め岐路に立っている」との認識を示し、「イノベーションの推進と安定供給、流通改善の3点を重点課題として取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
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