厚生労働省は、2022年度診療報酬改定に関する基本方針の骨子案を社会保障審議会医療部会と医療保険部会に示した。薬局における対人業務拡充に向けた重点化と適正化、薬価算定基準の見直し、OTC類似医薬品等の既収載品の保険給付範囲に関する見直しなどを検討するとした。
骨子案では改定の具体的方向性を示しており、▽新型コロナウイルス感染症にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築▽患者・国民に身近で安心・安全で質の高い医療の実現▽効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上――などの項目で構成した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。