中央社会保険医療協議会は22日の総会で、オンライン服薬指導の診療報酬上の取り扱いについて議論した。支払側委員は、医薬品医療機器等法に基づき初回からオンライン服薬指導が可能となるルール見直しを契機に、患者の利便性の観点から普及促進策を実施すべきと主張した。これに対し、診療側委員は患者の安全性を担保するために、対面による服薬指導を原則とし、オンライン服薬指導を診療報酬で評価することには慎重な対応を求めた。
オンライン服薬指導をめぐっては、初回からの実施を可能とする薬機法に基づくルール改正が行われており、厚生労働省が11月末に改正方針を公表。今年度中の公布・施行を目指している。
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