厚生労働省は4月1日付で、不妊治療に用いる新薬6成分16品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が2成分7品目、注射薬が3成分5品目、外用薬が1成分4品目。2日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
4月に不妊治療に用いられる医薬品が保険適用となることに伴い、薬価収載された。フェリング・ファーマのヒト卵胞刺激ホルモン製剤「レコベル皮下注12μgペン、同36μgペン、同72μgペン」(一般名:ホリトロピンデルタ)以外の5成分13品目については、再審査期間を満了し、自由診療下で1年以上の臨床使用経験があることが明らかとして、処方日数を14日に制限するルールから除外した。また、類似薬効比較方式で算定した品目は現行薬価をもとに算定した薬価であるとして、薬価収載時には2022年度改定を受けた比較薬の薬価を用いて算定されるとした。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。