薬王堂とへラルボニーは、初のコラボレーション商品として、エコバッグ、トートバッグ、Tシャツ、スウェット、フリースを薬王堂全店とオンラインストアで限定発売を開始した。
全国でSDGsへの取り組みが進み、企業だけでなく、個々人の意識変容や日々の取り組みで変わる社会のあり方が求められるようになってきた。
こうした中で薬王堂は、「コンビニエンスストア・ドラッグストアという人々が日常的に利用する場所だからこそ、生活に浸透するSDGsへの意識づくりが可能になるのではないか」とし、東北の未利用資源を使った素肌と環境に優しいスキンケアなど、東北という地域だからこそ実現できる取り組みを行ってきた。社会課題を事業機会へというミッションを掲げ、薬王堂だからできるSDGsに取り組んでいる。
一方、へラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げる岩手発のスタートアップベンチャー。日本全国の主に知的障害のある作家や福祉施設とアートのライセンス契約を結び、ライセンス・ブランド・タウンなど、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開することで、障害というイメージの変容と福祉を起点とした新たな文化の創造を目指している。「福祉×アート」という新たな領域からのアプローチで地域社会の課題解決に取り組んでいる。
今回、東北を拠点に活動する2社がコラボレーションすることで、相互の取り組みを加速させるため「ヤクオウドー×へラルボニー」が実現した。