◆「目は口ほどにものを言う」。最近、この諺を地でいく最新鋭機器が登場した。瞳孔の開きで人の心理を分析する世界初の「瞳孔分析器」で、人材サービスのヒューマントラストホールディングスのVIS総研と早稲田大学国際情報センターにより共同開発された
◆瞳孔の動きや瞬きの回数は、興味を持ったり感情の起伏によって変化し、意識的にはコントロールできない。この特性に着目したのが同分析器。目の動きや位置を測定して、被験者が注目した箇所の関心度を円の大きさで示すというものだ
◆VIS総研は同分析器の実際の活用方法として、「調べる」「選べる」「比べる」の三つを提案している。例えば、「調べる」ではWebサイトのバナー広告がどのくらい認識されているか、「選べる」「比べる」では、商品を並べた時にどの商品に目のポイントが置かれるかなどを科学的に分析できるというわけだ
◆ヒューマントラストホールディングスでは、同分析器を用いて人の興味や関心を測定するサービスを開始したが、広告効果や商品の判定のみならず、教育、メディカル、科学捜査分野への応用にも注目したい。
「目は口ほどにものを言う」
2009年03月02日 (月)
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