上田薬剤師会は、今月からリフィル処方箋の運用がスタートしたことを受け、薬局におけるリフィル処方箋受付時の対応など留意点を示した「リフィル処方箋対応ガイドライン」を作成した。2回目以降の調剤で利用する薬局が1回目と異なることを想定し、お薬手帳に「リフィル調剤回数」など最低限の情報を記載するよう定めたほか、薬局間で患者情報・指導内容を書面で提供するための様式として「リフィル処方箋薬局間情報提供書」(図)を導入する。かかりつけ薬局以外の薬局でリフィル処方箋を使用しても、薬剤師が適切に対応できるよう地域内で体制を整備する。
リフィル処方箋は、上限3回まで繰り返し処方箋を利用できる制度で、2022年度診療報酬改定で導入が決まった。上田薬剤師会はリフィル処方箋に対応する薬剤師の役割と責任が大きくなる中、昨年12月にリフィル処方箋対応ガイドラインのたたき台を作成。このほど初版を取りまとめ、会員薬局に周知した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。