日本製薬工業協会品質委員会は18日に総会を開き、「連続生産」に関する品質管理、品質保証上の課題について、新たにプロジェクトを立ち上げて検討することを決めた。現行の工程ごとに原材料などを投入して生成物を得て、次の工程に移る現行のバッチ生産とは異なる方法で、工程のモニタリング手法も異なる。連続生産により製造された製品が日米で承認され始めており、導入が本格化する前に品質面の課題の洗い出しを含めて議論する。
2022年度実施計画の重点課題の一つとして実施する。プロジェクトのテーマになった連続生産は、一定量の原材料などを連続したつながった工程に投入し、加工しながら一定時間後に順次、生産物を取り出す方法。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。