中外製薬は7月1日付で、専門性の強化を目指して営業本部の体制を見直す。同社の製品・開発品の構成がスペシャリティ分野に厚くなったことから、専門性のさらなる強化が必要と判断。成長領域・新規領域への注力を目的に、営業組織をエリア中心体制からオンコロジーと初参入の眼科領域も組み込んだスペシャリティの2領域体制に再編する。
営業本部の組織再編では、1人のMRが全ての製品の情報提供を行うエリア中心の体制から、MRがオンコロジーとスペシャリティの2領域の専門に分かれて情報提供活動を行う体制に変更する。成熟製品については、別途医療機関単位で情報提供活動を行う予定。今まで通り地域ごとの情報提供は行うが、MRは自身の専門領域ごとに活動を行う。人員配置については今後、適材適所に応じて検討していく。
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