大正製薬ホールディングスの上原茂副社長は決算説明会で、広告宣伝費の考え方に言及。「OTCの事業では、コンシューマーパッケージグッズのビジネスに近いような動きが求められる」とし、「OTC医薬品のカテゴリーと周辺カテゴリーに関係するような食品、トクホ、通販ビジネスといったライバルの動きを把握しながら、市場が活性化するタイミングか直前のタイミングで大量の宣伝広告費をかけ、大きな売上のトレンドの波に乗ることが非常に重要な戦略の一つとなってくる」と話した。
上原氏は、「2021年はかなり宣伝費を使ったのではないかという指摘があるが、そういったマーケットの動きが見られるようになったということは、われわれにとっては非常に良いニュースだ」と強調。
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