
信州大学繊維学部発ベンチャー企業のナフィアス(長野県上田市)は、先端ナノファイバー素材「NafiaS」を使用した一般向けマスク「AIRM1(エアーエムワン)」をナフィアス公式サイトで販売を開始した。微小粒子捕集効率99%以上の安心感と、通気性の良さによる快適性を両立している。
エアーエムワンは、フィルターに信州大繊維学部との共同研究開発から生まれた先端ナノファイバー素材「NafiaS」を2層に採用した構造となっている。NafiaSは、直径が100nm程度の極めて細い繊維からなるナノテク繊維素材。
そのため、微小粒子捕集効率(PFE)99%、ウイルス捕集効率(VFE)98%といったJISの定める95%以上の高い捕集能力を持ち、ウイルス飛沫や花粉などの侵入を防ぐ。
また、NafiaSのナノファイバー不織布は、構成する繊維が極細であり、その体積に占める空気層の割合が80%と非常に高いことから、息がしやすいのが特徴。これまでの素材にはなかった柔らかさと軽さも実現している。
価格(税込み)は30枚入りで3960円。