厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は22日、今秋以降、初回接種を終了した者を対象に「オミクロン株対応ワクチン」による追加接種を実施するため、オミクロン株対応ワクチンに組み入れられるべき変異株などを検討する専門協議の場を設置することを了承した。海外でオミクロン株のBA1とBA4/5に対応したワクチンや、オミクロン株単価ワクチンと従来型ワクチンを含んだ2価ワクチンなどが開発されている中、ワクチンの構成を検討し、国内製薬企業に提示したい考え。
新型コロナウイルスの流行状況を見ると、日本でもオミクロン株BA2亜系統かららBA4亜系統、BA5亜系統への急速な移り変わりが見られる。海外では米ファイザーや米モデルナがオミクロン株BA1株の単価ワクチンと、従来型ワクチンを含んだ2価ワクチンの開発を進めている。
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