藤田医科大学、愛知学院大学、岐阜薬科大学、摂南大学、名城大学の中部・近畿地方5大学は、創薬や新規DDS技術などの新たな医療技術を開発するため、「先端医療開発コンソーシアム」を設立したと発表した。薬学系、工学系の大学が保有する研究シーズをもとに、医系大学の藤田医大が医師主導臨床研究や研究予算の獲得によって実用化を支援し、先端医療技術の社会実装を目指す。
5大学は9日、コンソーシアムに関する協定を締結し、▽大学が保有する研究シーズの実用化を目指した多施設共同による基礎研究、非臨床試験・臨床試験等の企画、調整、実施▽人事交流を通じての人材育成▽産学連携による企業とのマッチング・知的財産管理の支援▽大学発ベンチャーの起業支援▽その他必要と認められる活動――を行っていくことに合意した。
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