協和キリンが創製した抗体医薬で主力グローバル戦略品の「クリースビータ」が、19日に欧州で腫瘍誘発性骨軟化症(TIO)の適応追加承認を取得した。これにより、同剤の承認適応が日米欧で揃った。同剤の2022年売上は全世界で1000億円超が計画されている。
同剤については、6月に欧州の医薬品評価委員会(CHMP)から1~17歳の小児、青年、成人における治癒切除不能なリン酸塩尿性間葉系腫瘍を伴うTIOにおけるFGF23関連低リン血症の治療薬として承認勧告を受けていた。承認は9月と見られていたが、約1カ月早い承認となった。
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