矢野経済研究所は、国内の化粧品市場を調査し、製品カテゴリー別や流通経路別の動向、参入企業動向、将来展望などを明らかにした。それによると、化粧品市場に関しては、コロナ禍が継続しているものの、前年に比べて外出機会が増えたことから回復基調となり、2021年度の国内化粧品市場規模は前年度比2.5%増となった。
調査結果の概要を見ると、21年度は新型コロナウイルス感染症の流行が続いたが、緊急事態宣言発出時も店舗の営業が継続されたことに加え、生活者も前年に比べて外出機会が増えたことから回復基調となり、国内化粧品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比2.5%増の2兆2900億円となった。
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