クオールホールディングスの中村敬社長は、2023年3月期中間決算説明会で成長戦略に言及し、地域医療の充実や機能強化などで薬局の社会的役割を果たしていく方針を強調。「会社の成長や業績と、医療サービスや患者さんへの思いのバランスが取りにくい環境」としつつ、小児科を主処方とする店舗の新規出店に注力することで、平等な医療提供の一貫として地域医療の充実を目指す考えを示した。
中村氏は、重点戦略として、調剤薬局事業では戦略的な出店による規模の拡大、薬局の価値創造を挙げた。規模の拡大については、店舗数ではなく「国民に平等な医療提供していきたい」と説明。平等な医療提供の一つとして地域医療の充実を目指し、小児科を主処方とする店舗の新規出店に注力している。
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