厚生労働省は24日付で、薬事・食品衛生審議会の部会報告品目、新キット製品の13成分19品目を薬価基準に収載した。内訳は、内服薬が4成分6品目、注射薬が7成分11品目、外用薬が2成分2品目。
報告品目には、既存の10mg、20mgに低用量の5mgを追加したグラクソ・スミスクラインの抗うつ剤「パキシル錠」、既存の20mg、40mgに高用量の80mgを追加した日本べーリンガーインゲルハイムの降圧剤「ミカルディス錠」、新たにゲル剤を追加した第一三共の消炎鎮痛剤「ロキソニンゲル」などが収載された。
キット製品は、▽従来のカートリッジ製剤にペン型注入器を加えたファイザーの脳下垂体ホルモン剤「ジェノトロピンゴークイック注用」▽既存の9000、12000に24000の高用量を追加した中外製薬の腎性貧血治療薬「エポジン」▽既存製品にマグネシウムをあらかじめ添加した大塚製薬工場の「ビカネイト輸液」――が収載された。