◆現段階での世界ランキングは13番。目標は準決勝、決勝に残ることだと思っている――と、冷静に話すのは、7月27日から17日間にわたり開かれるロンドンオリンピックへ、現役の薬学生スイマーとして出場する松島奈菜さん(日本大学薬学部)
◆今月には直前の準備のため日本を離れることから5月28日、授業の合間の昼休みを使い大学の講義室で学友、級友らによる激励・壮行会が開かれた。会の冒頭、盛り上がる大人の「メダル」発言に対し、大人っぽく抱負を語った
◆まさに理系の冷静さな言葉か。というよりはむしろ、常にコンマゼロ秒以下の競り合いをする一流アスリートらしい客観的な分析結果だ。実際、代表選考会を兼ねた4月の日本選手権水泳競技大会では、3位に0・02秒差で2位に入るというギリギリで「キップ」を手に入れた
◆日本水泳連盟では「薬学生の初出場は不明」とのことだが、薬学あるいは剤界にとっては快挙。最高峰のレースの行方は気になるが、培った冷静・客観的判断力は、剤界でも発揮してもらいたい。
薬学生スイマーの分析
2012年06月01日 (金)
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